2010年11月12日金曜日

11月11日 カート・ヴォネガット生誕88年


今日11月11日はポッキーの日であり、
マギー審司さん、ダンプ松本さん、デミ・ムーアさん、ロロノア・ゾロさん?
の誕生日であり、わが最愛の作家、カート・ヴォネガットの
生誕88年の日であります。

みなさん、おめでとうございます。
(もう昨日になってしまいましたが・・・)


ヴォネガットは生きていたら、日本でいう米寿。
もっと彼には生きていてほしかった。
まだまだ、仕様もない現実に対して、
厳しくも心豊かな言葉で叱ってほしかった。


それはさておき、先日、
府中市美術館にて「バルビゾンからの贈りもの」という
企画展を観覧してきました。

フランスは、バルビゾン村において、活動を展開したバルビゾン派自然主義風景画と、
バルビゾン派に影響を受けた日本近代風景画の黎明期の作品を比較し、
展示するという、珍しい内容。

武蔵野の明治期の農村などの雰囲気がわかる作品は
いままで目にする機会がなかったので新鮮でした。
途方もなく田舎だったのね・・・

また、夕陽をモチーフにした作品が多数あり、
夕陽、夕暮れ好きの私には
満足いく企画展でした。

ちなみに、今日も秋らしいドラマチックな夕陽を観ることができました。


秋の燃えるような夕陽、そして宵闇。

地上に在るものが変われども、
延々と繰り返されてきた秋の黄昏。


そして、これからも、日々地球のどこかで
言葉にならない様な夕焼けが繰り返されていくであろうけれど
それをこの目で眺めることができる時間は
悲しいほど限られていると思うと
自分の存在の不確かさと
今、生きている感覚を再確認できるというものです。

おやすみなさい。




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